お肉ジャパンは牛肉・和牛・国産牛をFacebookでほぼ毎日販売中。

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始まりは誤注文　塊肉との出会い。

大手損害保険会社で営業職として忙しく働くなか、父の死や難病を発症した母の看病などが重なり心身の調子を崩し、17年間勤めた会社を退職。母をみとった後夫の住む新潟に移り住むが、母を失ったショックでしばらく落ち込んでいた。そんなときにふと「大好きなお肉をおなかいっぱい食べたい」と思いネット通販でお肉を注文すると、業者が取り扱うような大きな塊肉が届く。てっきりスライスされた焼肉のセットが届くと思いきや、私の確認不足で塊肉を誤注文してしまったのだ。2㎏の塊肉を目の前にぼうぜんと立ち尽くし、とりあえずその日は冷蔵庫にそのまま眠らせることにした。
ある日、家に遊びに来た友人から「しまいっぱなしにしておくのは良くないよ！」と忠告され、いよいよ重い腰を上げる。大きな肉の塊に恐る恐る包丁を入れてみたら…これがすごく面白い。塊肉に魅了された瞬間である。これが塊肉との初めての出合いだった。

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決意。 お肉ジャパン開店！

スーパーなどでよく見るきれいにスライスされた肉とは違い、大きな塊肉の場合は分厚い脂やスジがそのまま付いている。「これが本物のお肉なんだ」という驚きと感動があった。
肉は切り方によって柔らかくなったり硬くなってしまったりと、奥が深い。何より、塊肉はガツンとうまみがあっておいしい。カットしていくと、それぞれ表情が違って芸術作品のように美しい。
すっかり虜になり、毎日塊肉に包丁を入れては試食する日々。ある日、当時お肉を仕入れていた業者の人に「そんなに肉が好きなら、精肉店をやってみたら？」と言われる。その言葉がきっかけとなり、一念発起。2カ月後には塊肉の専門店「お肉ジャパン」を開業していた。

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塊肉で全国の人を笑顔に！

お肉ジャパンのネット販売はFacebook。日によって仕入れる肉の種類が違うので、その日販売している肉の情報を発信しやすいからだ。Facebookによる販売は、購入者からコメントを貰えることもあり距離がぐっと近くなる。お客さんに喜んでもらうために、半年に一度、ステーキの大食い競争や塊肉の解体ショーなどを行うイベント「肉が如く」も開催している。
私自身も365日、肉を食べない日はないほどの大の肉好き。多くの人に肉の良さを知ってもらいたい。開店当時から、その思いは変わらない。今や全国に、お肉ジャパンの肉を楽しみにしてくれている人がいる。これからも、お肉を通して全国の人に笑顔を届けたい。